広島銀行「〈ひろぎん〉健康経営評価融資」をアイメディア株式会社に

2016.04.09
「〈ひろぎん〉健康経営評価融資制度」とは

6日、株式会社広島銀行は、「〈ひろぎん〉健康経営評価融資制度」により、アイメディア株式会社に対する融資を実行したと発表した。

「〈ひろぎん〉健康経営評価融資制度」は、健康経営への取り組みを促進するため、独自の評価制度により企業の健康経営への取り組みを評価し、融資条件を設定する制度である。

健康経営とは

健康経営とは、企業が社員の健康管理を経営的視点からとらえ、戦略的に社員の健康づくりを実践し、業績の向上を図る経営手法である。

社員等の健康に投資することが、社員が健康でいきいきと業務に従事し、モチベーションや生産性の向上、組織の活性化につながり、業績の向上が期待できる。

また、「社員を大切にする企業」というイメージアップにもつながり、優秀な人材が確保できるという大きな効果がある。

融資を受けるメリットは

広島銀行は、この融資を実行するにあたり独自の評価基準によって審査する。その結果と資金の使途に応じて、金利が最大年1.1%引き下げられる。また、融資実行後には、評価結果がフィードバックされ、健康経営促進に向けた業務提携先も紹介される。

今回のアイメディア株式会社に対する「〈ひろぎん〉健康経営評価融資」は、産業医との面談、メンタルヘルス対策を通じて労働環境の整備、改善をすすめてきたことが、評価「S」(最上位、健康経営への十分な取り組みが実践されている)と、高く評価した。

平成27年度には、株式会社オガワエコノス、早川ゴム株式会社、広島管財株式会社、食協株式会社が紹介されている。

広島銀行は、今後も健康経営に取り組む地元企業の資金調達に、積極的に応えていきたいとしている。

(画像は「〈ひろぎん〉健康経営評価融資制度」HPより)

▼外部リンク

「〈ひろぎん〉健康経営評価融資制度」プレスリリース
http://www.hirogin.co.jp/ir/news/paper/news160406.html

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高野勤一
高野勤一