斜面放置で土砂崩れ、業務上過失致死罪で「ツヅキ企画」社長書類送検!
2016.06.27
危険認識しながら、金惜しみ放置!?
平成28年6月22日、崩落の危険があるのを認識しながら造成地を放置し、土砂崩れで1人を死なせたとして、神奈川県警捜査1課は、業務上過失致死容疑で横浜市都筑区の土木会社「ツヅキ企画」社長である男性(72)を書類送検した。
送検容疑は、平成26年10月6日午前10時半すぎ、緑区白山3丁目のアパートに横浜市を通過した台風18号の大雨の影響で、崖上から土砂が流れ込み、住人の30代男性が土砂の下敷きとなって窒息して死亡。
この土砂崩れが起きた斜面のある緑区白山3丁目の崖地一帯は、「ツヅキ企画」が市の許可を得ずに盛り土をしており、平成22年に横浜市が工事停止命令と是正勧告を行っていたという。
それにも関わらず、同社長は市から是正勧告を受け、崩落の危険を認識した後も約3年7ヶ月間、斜面を放置し、土砂崩れを起こした疑いがもたれている。
県警の取り調べに対し、同社長は「斜面が危険だという認識はあった」「安全対策の工事に金をかけたくなかった」と供述し、容疑を認めているという。
▼外部リンク
横浜市
http://www.city.yokohama.lg.jp/
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