福岡中央銀行で不祥事、男性行員が一億円着服!?
2016.04.07
預金を着服する銀行員、顧客の信頼裏切る
平成28年4月5日、株式会社福岡中央銀行は、渉外係だった男性行員(46)が顧客から預かった現金約1億円を着服するという不祥事件が発生したことを発表した。
現時点で判明している着服額は1億694万円(12先)で、うち1,891万円は自己資金で穴埋めしているため、実際の被害額は8,803万円(8先)になるという。
この不祥事は、平成28年3月2日にあった顧客からの定期預金に関する問い合わせをもとに行った行内調査を行ったところ判明したという。発生期間は、平成18年3月から平成27年9月にわたる9年6ヶ月間。
この間、男性行員は、複数の顧客や知人などから、自身のサイドビジネス用資金として個人的な借入を行い、また、それらの個人的な借入を返済目的などで、顧客の定期預金として受領した現金を着服していた。
その際、偽造した定期預金証書や同行の所定のものではない領収書を顧客に交付していた他、顧客より受領したローンの一括返済資金や普通預金への入金資金をも着服していることが判明しているという。
この男性行員は、かかる不祥事件を繰り返してきた疑いがあり、同行は事実関係の調査を継続すると共に、刑事告訴するとのことだ。
(画像は福岡中央銀行HP)
▼外部リンク
福岡中央銀行 ニュースリリース
http://www.fukuokachuo-bank.co.jp/release/pdf/h28/20160405.pdf
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