第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞発表

2016.03.07

2日、人を大切にする経営学会は、第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞者に57件の応募の中から18団体を決定したと発表した。

「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞は、「人を大切にする経営学会」が平成22年度から毎年1回実施しているものである。

この大賞は、人を幸せにして業績も向上する、そのような大切な会社を1社でも増やしたいという思いで顕彰制度がスタートした。

企業が本当に大切にすべき「人」とは、（1）従業員とその家族（2）外注先・仕入先（3）顧客（4）地域社会（5）株主を指している。

過去5年以上にわたって、人員整理を目的とした解雇や退職勧奨をしていないこと、仕入先企業へのコストダウンを強制していないこと、障がい者を法定雇用率以上で雇用していること、黒字経営であること、重大な労働災害を起こしていないこと、の5つの条件全てを満たしていることが求められる。

自薦、他薦は問わず、学識経験者、学会関係者などで構成する審査委員会で、厳正かつ公正に審査された。

経済産業大臣賞はサトーホールディングス株式会社（東京都目黒区　電子プリンターなど各種メカトロ機、ハンドラベラー発明企業）、厚生労働大臣賞は株式会社エイチ・エス・エー（神奈川県小田原市　介護・障がい者就労支援・福祉タクシー等福祉のトータルサービス）が受賞した。

中小企業庁長官賞は株式会社日本ロック（静岡県浜松市　自動車用電装部品の設計製造）、実行委員長賞は社会福祉法人アンサンブル会（長野県伊那市　障がい者支援の多機能施設の運営）が受賞した。

表彰式は、3月23日に法政大学市ヶ谷キャンパス（東京都千代田区）で開催される。

（画像は「第6回AWARDご案内」より）

▼外部リンク

第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞受賞者の決定について
http://taisetu-taisyo.jimdo.com/