グッドデザイン賞に輝いた「ワークショップデザイナー育成プログラム」とは?

2016.02.16
コミュニケーションの場を作る専門家を育成

青山学院大学社会情報学部の社会人向け講座、「ワークショップデザイナー育成プログラム」。「GOOD DESIGN AWARD 2015」の特別賞である「未来デザイン賞」を受賞し、注目を集めている。

近年、採用活動や新人研修の場などでも導入が進んでいるワークショップ(参加体験型活動プログラム)。ワークショップデザイナーは、専門家として知識や技能を活用しながら、人と人とのコミュニケーション場面を創造する仕事だ。

グッドデザイン賞の審査員は、複雑化した現代社会においてコミュニティーの結び目となる人材が求められているとし、実践を交えながら自由に学べる同プログラムを評価。卒業生のなかから多くのコミュニティーが新たに発生していることにも期待を寄せている。

ワークショップの基礎から実践までを学ぶ

2009年にスタートし、すでに1,000人以上が修了している「ワークショップデザイナー育成プログラム」。受講者は20代から70代にまでおよび、参加者の経歴も企業の人材育成担当をはじめ、教員、NPO法人職員、医療分野など多岐にわたる。

同プログラムでは、ワークショップの企画・運営からコーディネート、最終的には講師までを目標とする。約3ヶ月間の間、教育学や社会学を元にした基礎理論科目、さらにワークショップ実践科目で実習から省察までを学習。企業のワークショップデザインにも役立つ内容となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラム プレスリリース/Value Press!
https://www.value-press.com/pressrelease/156768

青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラム
http://wsd.irc.aoyama.ac.jp/

記事をシェアする

kakimoto