「ワークライフバランスフェスタ東京2016」開催

2016.01.25

東京都は、ワークライフバランスの実現に向けて取り組む企業を応援し、企業の雇用環境整備を推進している。その一つとして、昨年は4,266名を集客し、今年で8回目となる「ワークライフバランスフェスタ東京2016」を開催する。

日時は2016年2月9日（火）10:00～17:00、会場は東京ドームシティ　プリズムホールでの開催である。

「東京ワークライフバランス認定企業」認定状授与式を始め、基調講演、パネルディスカッション、トークセッションと、ワークライフバランスに対する理解や社会的機運の醸成を図るイベントが開かれる。

松浦民恵氏（株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部 主任研究員）が「企業の力を高めるワークライフバランス」と題して講演する。

コーディネーター住吉美紀氏（フリーアナウンサー、エッセイスト）の進行のもと、演題は「多様化する働き方～これからの企業成長に欠かせない“しごとスタイル”とは？～」。

パネリストは、小室淑恵氏（株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長）、近藤宣之氏 （株式会社日本レーザー　代表取締役社長）、太田差惠子氏（NPO法人パオッコ理事長）に、平成27年度東京ワークライフバランス認定企業代表者が加わる。

演題は「柔軟な働き方とキャリア形成」。青野慶久氏（サイボウズ株式会社代表取締役社長）と井上洋市朗氏（株式会社カイラボ代表取締役）のトークには、働き方へのヒントが詰まっている。

認定企業12社の取り組みを直接担当者から話を聞くことができる認定企業ブース、出展企業・団体ブースのほか、ミニセミナーが開催される交流スペースが用意されている。

2015年12月厚生労働省発表の全国有効求人倍率は1.25倍の高水準であり、売り手市場に移行した。

よりよい給与条件や就業環境を求めて他企業への転職を考える従業員が今後増加していくと予測される現在、ワークライフバランスは優秀な人材確保にも大きな力を発揮するであろう。

（画像は東京都「ワークライフバランスフェスタ東京2016」より）

▼外部リンク

東京都「ワークライフバランスフェスタ東京2016」
http://www.wlb-festa.metro.tokyo.jp/