シェアで日本をもっと豊かに~日本シェアリングエコノミー協会設立

2015.12.16
シェアリングエコノミー協会設立

12月14日、日本国内におけるシェアリングエコノミーの普及と業界の発展を目的として、一般社団法人シェアリングエコノミー協会(以下「シェアリングエコノミー協会」)が設立された。

組織について

代表理事2社は、シェアリングエコノミーに特化したファンドを設立した株式会社ガイアックスと、レンタルスペースをシェアする株式会社スペースマーケットが務める。

理事4社には、子育てシェアの株式会社AsMama、ご近所サポートで便利な暮らしをサポートする株式会社エニタイムズ、知識・スキル領域のシェアサービスの株式会社ココナラ、クラウドソーシングでスキルのシェアを拡げる株式会社クラウドワークスが参画した。

シェアリングエコノミーとは

遊休資産である建物や場所、乗り物、モノ、人、時間、スキル、お金など、多岐にわたる領域で、インターネット上の様々なプラットフォームを介して、共有することによっておこる新しい経済活動のことをいう。

例えば、近年都市部で急激にサービスが展開されている「カーシェアリング」もそのひとつである。事前に利用者として登録した会員に対して自動車が貸し出されるシステムで、利用時間は10分単位から1日単位まで、短時間の利用ができる。自動車を所有するよりも安価な金額で車の利用ができるのである。

市場規模は、今後の展開は

シェアリングエコノミーの2014年度国内市場規模は、サービス提供事業者売上高ベースによると、232億7,600万円(前年度比134.7%)に上る。今後についても、市場は拡大すると見込まれている。

シェアリングエコノミー協会は、このシェアリングエコノミーの基盤を確立することで、政府が掲げる一億総活躍社会、地方創生の実現、さらには訪日インバウンド市場の活性化に貢献し、豊かな社会をつくっていきたいと考えている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

プレスリリース
http://sharing-economy.jp/wp-content/sharingeconomy_press.pdf

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高野勤一
高野勤一