ユニクロとUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)世界を良い方向に変えていこう!

2015.12.01
ユニクロ、UNHCRと新たな合意書を締結

株式会社ファーストリテイリングと国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)は25日、世界の難民・避難民支援のため、グローバルパートナーシップをさらに促進する新たな合意書を締結した。

ファーストリテイリングのこれまでの難民・避難民支援は

2006年からUNHCRと連携し、「全商品リサイクル活動」を通じ、衣料支援を開始した。2015年4月時点で世界37ヶ国と地域の難民・避難民に1,000万点以上のリサイクル衣料を寄贈した。

さらに、2011年には、緊急支援や自立支援を行うため、UNHCRとグローバルパートナーシップを締結、取り組みを続けてきた。

新たな取り組みを発表

世界の紛争地では難民・避難民が急増している。その支援のためには、緊急支援から帰還・定住促進までを、従来の枠組みを超えた民間による支援が不可欠と、新たな取り組みを実施することを発表した。

国内外のユニクロ店舗で難民雇用を100名に拡大

2011年より、難民とその家族が働いて生活ができるよう支援するために、店舗での難民インターンシッププログラムをスタートさせている。現在13名が東京近郊で勤務、そのうち2名が地域正社員として就業している。今後、国内外の店舗でさらに約100名の雇用を目指す。

1,000万ドル(約12億円)の支援を2016年から3年間で実施

アジアを中心に開始する予定の職業訓練や技術習得の機会を提供するプログラムに550万ドル、最も緊急性の高い人道危機に対する緊急支援として300万ドル、UNHCR各フィールドへの衣料を配布するコストへの補助に150万ドルの支援を行う。

ヒートテック15万点を年内に寄贈予定

厳しい冬を迎えるバルカン半島諸国およびアフガニスタンへの難民・避難民に対し、UNHCRを通じて新品の極暖ヒートテック15万点を年内に寄贈する予定ですすめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ファーストリテイリング プレスリリース
http://www.fastretailing.com/jp/csr/news/

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高野勤一
高野勤一