経産省「平成27年度新・ダイバーシティ経営企業100選」受賞企業を発表

2016.03.22
新たな重点テーマを追加し表彰

16日、経済産業省は「新・ダイバーシティ経営企業100選」を発表した。

平成24年度から「ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)を実施しており、平成27年度からは、働き方改革・女性の職域拡大などの分野を、新たな重点テーマとして追加した。

新たな重点テーマを設定した平成27年度は、148社の応募の中から34社を「新・ダイバーシティ経営企業100選」として表彰した。

対象となる事例は

「多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている」事例が対象である。

評価のポイントは

ダイバーシティによる経営の「取り組み」からその「成果」に至るまでが、対象として評価される。

「取り組み」については、実践性、革新性・先進性、経営トップのコミットメント(関与)の3つの観点を満たしたものが、評価対象となる。

「成果」については、「多様な人材の能力発揮により、イノベーションの創出、生産性向上など、ビジネス上の成果を上げている」こと、その成果によって経営上の課題解決につながっていることが、評価対象となる。

来年度からは「ダイバーシティ普及アンバサダー」を任命

来年度は、これまでの選定企業を「ダイバーシティ普及アンバサダー」として、自社の先進的な取り組みを広く発信する機会を多く設定し、好事例の発信により取り組む企業の拡大を図っていきたい、としている。

(画像は経済産業省「平成27年度新・ダイバーシティ経営企業100選ホームページ」より)

▼外部リンク

経済産業省「平成27年度新・ダイバーシティ経営企業100選ホームページ」
http://www.meti.go.jp/jinzai/diversity/kigyo100sen/

経済産業省「平成27年度新・ダイバーシティ経営企業100選 ベストプラクティス集」
http://www.meti.go.jp/jinzai/diversity/kigyo100sen/practice/pdf

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高野勤一
高野勤一