「パートタイム労働者活躍推進企業表彰」受賞企業が決定

正社員との均等・均衡待遇を推進する

厚生労働省は「パートタイム労働者活躍推進企業表彰」を新設。第1回の受賞企業となる19社を発表した。

正社員との格差などが問題視されるパートタイム労働者。同制度ではパートタイム労働者を正しく評価し、働きやすい職場環境づくりを推進する各企業の取組を評価し周知する。

最優良賞は株式会社イトーヨーカ堂と特定非営利活動法人ハートフルの2社が受賞。イトーヨーカ堂ではステップアップのための制度を設けるほか、店舗商品の品揃え・発注にパートタイム労働者の意見を採用。ハートフルでは正社員とパート社員で同じ評価制度を適用し、同様の処遇を目指している。

パートタイム労働者が活躍できる職場づくりを考える

「パートタイム労働者活躍推進企業表彰」の表彰は、「パートタイム労働者が活躍できる職場づくりシンポジウム」において行われる。

当日は表彰式に加え、受賞企業の取組事例ビデオ紹介、さらにパネルディスカッションも実施。「パートタイム労働者が活躍できる職場づくり」と題したシンポジウムには受賞企業も参加し、パートタイム労働者の雇用改善をテーマに討論を行う。

同シンポジウムは1月20日の14：00～17：00、会場は新宿明治安田生命ホール。参加費無料、定員200人、事前申込制だ。

（画像は厚生労働省のホームページより）

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