離島から首都圏の仕事を受注!奄美市の「フリーランス寺子屋」が好評
2015.12.05
フルーツ農家やマングースハンターも参加
鹿児島県奄美市は日本最大級のクラウドソーシングサービスを運営する株式会社ランサーズと提携。今年7月より、地方での新たな仕事を創出する「フリーランスが最も働きやすい島化計画」を進めている。
島内の雇用先が限られる奄美市は、これまで実施してきた市内への企業誘致から一歩踏み出し、ランサーズ株式会社が提供するクラウドソーシングを利用した人材の育成を開始。インターネット上で首都圏の仕事を受注する方法は、時間や場所にとらわれずに離島でも仕事ができると好評だ。
奄美市の取り組みは多くの地方自治体も注目しており、問い合わせや視察の依頼が相次いでいるという。クラウドワーキングは地方での仕事機会の創出において今後重要なキーワードとなりそうだ。
参加者の満足度も8割を超える
奄美市と株式会社ランサーズは人材育成セミナー「フリーランス寺子屋」を開催。8月から来年3月までの期間中に全5回のセミナーを実施し、クラウドソーシングの概要、記事制作、確定申告の方法などを解説する。
開講後3ヶ月が経過し、延べ120人が同セミナーに参加。参加者の半数以上を奄美市へのUターン、Iターン者が占めており、さらに「フリーランス寺子屋」受講者の約8割が女性だ。
アンケートでも参加者の8割以上がクラウドソーシングを活用した仕事を「ぜひやりたい」「タイミングが合えばやりたい」と回答。同セミナーへの満足度がうかがえる結果となった。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ランサーズ株式会社 プレスリリース/PR TIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000010407.html
おすすめの記事
【承認不要】育児と仕事の両立を支援する!「イクボスアワード2015」特別奨励賞をダイエーの役員が受賞!
2016.11.10 - 行政・法律
準委任契約の建築士に過労死認定!「実質的に労働者」と賠償命令
2016.09.21 - 行政・法律
徳島労働局が「死亡労働災害多発警報」を発令!
2016.06.21 - 行政・法律