チャレンジド・アソウが特例子会社に認定される

2015.04.21
チャレンジド・アソウが子会社特例に

4月16日(木)に株式会社チャレンジド・アソウは特例子会社の認定を受けたことを、株式会社アソウ・ヒューマニーセンターが発表した。

特例子会社とは

特例子会社とは、障がい者の雇用を促進し、就労を安定させるために、障がい者の雇用に対して特別の配慮をしており、さらに一定の条件を満たしているとして、厚生労働大臣から認められている子会社である。

認定を受ければ、子会社に雇用されている場合でも親会社に雇用されているとして、実雇用率に算定できる。

障がい者を雇用するということ

現在の法律では、障がい者雇用の法定雇用率が、2013年には2%になったほか、2015年には雇用率が未達成の企業には納付金を徴収する基準が200人超えから100人超えになるなど、企業が障がい者を採用する動きは強くなっている。

しかし、障がい者を雇用するというのは企業にとってはまだまだ理解不足は否めず、就職できても早期離職の可能性は未だに高いといえる。

チャレンジド・アソウの取り組み

チャレンジド・アソウは障がい者に対して、就職に必要な実習や、適性のある企業探し等の支援を行う就労移行支援事業所を運営しているが、特例子会社の認定を受けたことにより、今後は更なる障がい者への就職支援、促進の強化を行っていくという。

就労支援対象の障がいは、精神障がいや知的障がい、身体に障がいをもつ就労可能の18歳以上である。

▼外部リンク

アソウ・ヒューマニーセンターグループ 特例子会社を設立。
http://www.ahc-net.co.jp/pdf/challenged_150416.pdf

記事をシェアする

kakimoto