厚生労働省が「データヘルス・予防サービス見本市2015」を開催

2015.11.12
健康医療データを分析して適切な保険事業を行う

厚生労働省は12月15日に「データヘルス・予防サービス見本市2015」を開催する。同省が進めるデータヘルス計画に基づき、“社会全体における個人の健康づくりを促す仕組みづくり”を目的として催されるイベントだ。

データヘルスとは、健康診断やレセプトなどの健康医療情報を医療保険者が分析し、加入者の健康状態に合った効果的・効率的な保健事業を行うもの。今年は「データヘルス計画」実施の初年度であり、すべての健康保険組合には同計画の作成・公表、事業実施、評価などの取り組みが求められている。

同イベントはデータヘルス計画について学ぶ機会としてだけでなく、医療保険者と健康・予防サービスを提供する事業者が出会う場としても機能する。従業員の健康増進に関心のある人事担当者も、是非参加してみてはいかがだろうか。

ストレスチェック制度などに関するセミナーも

「データヘルス・予防サービス見本市2015」は12月15日の10:00~17:00、東京国際フォーラムホールB7にて開催。参加対象は医療保険者、企業経営者、人事/総務担当者、自治体関係者、医療専門職など。現在、事前登録申し込みを受け付けている。

当日は健康増進・予防に資するサービス提供事業者による展示が行われるほか、主催者セミナーも実施する。

産業医科大学 産業生態科学研究所 教授の森晃爾氏による「健康投資の実践 健康経営とその発展」、厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 労働衛生課 課長の武田康久氏による「改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度について」など、複数のセミナーが行われる予定だ。

(画像は厚生労働省のホームページより)

▼外部リンク

厚生労働省 プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/file/

データヘルス・予防サービス見本市2015 ユーザー情報登録
https://event.yobouexpo.jp/public/application/add/30

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