国交省が「自動車整備業労働環境に関するアンケート」を実施

2015.11.05
全国の自動車整備事業場の経営関係者、整備関係従業員を対象としたアンケート

国土交通省自動車局は平成27年10月29日(木)~平成27年12月20日(日)の期間で、「自動車整備業労働環境に関するアンケート」を実施している。

全国の自動車整備事業場の経営関係者、整備関係従業員を対象としたアンケート調査で、自動車整備業界の労働環境の状況や、就職のきっかけ、満足度、その他労働環境に関する意見などを聞くものだ。総務課など事務担当の従業員は対象外となっている。

回答はweb上で行い、スマートフォンからも行うことができる。アンケートの結果は平成27年6月18日に第1回が開催されて以降、これまでに3回開かれている「自動車整備人材の確保・育成に関する検討会」で活用される予定だ。

「自動車整備人材の確保・育成に関する検討会」の概要

「自動車整備人材の確保・育成に関する検討会」は、有識者や関係業界、関連諸機関や企業等の意見を聞きながら、整備人材の確保・育成のために解決しなければならない課題についての具体的な対策及び推進方策を取りまとめると同時に、関係業界等における対策案についての共通認識やパートナーシップを醸成することを目的としている。

具体的な検討課題として、「整備士の労働環境、待遇の現状、課題の把握、改善対策」、「整備士の技能の向上・育成対策」、「女性整備士が活躍できる環境構築策」、「その他整備業の魅力向上のための対策」などが挙げられている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

国土交通省プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001107483.pdf

自動車整備業労働環境に関するアンケート
http://www.mlit.go.jp/common/001107105.pdf

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高野勤一
高野勤一