介護離職者を引き止める、介護サイト「KAIGOW」
2016.12.17
各企業に合わせた専用の介護情報サイト
株式会社フューチャーヒットと株式会社コミュニケーターは、12月16日より各企業に合わせた専用の介護情報サイトの構築サービス「KAIGOW(カイゴウ)」を提供開始する。
「介護と仕事の両立」を支援
KAIGOWは、社員や家族が困った時のため各企業に合わせて介護情報サイトを構築、以下のようなサービスを提供する。
1)国の介護情報の網羅
介護休業制度について、「制度があることを知らなかった」という人も多い。国の制度を利用すれば介護の負担は軽減される。KAIGOWは国の介護情報を網羅、制度が更新される度に最新の情報にサイトを更新する。
2)会社独自の介護支援制度の網羅
会社独自の介護支援制度を効果的に見せるよう、綿密にプランニングしてサイト構築する。
3)いつでも見ることができる
スマートフォンにも最適化され、自宅や外出先などいつでもサイトを見ることができる。24時間365日、社員の悩みを受け付けるメールフォームも提供。
「介護と仕事の両立」は喫緊の課題
総務省の調査によれば、介護をしながら働く人の数は約239万人に及ぶという。介護休業制度の利用はそのうちの約3.2%にとどまり、1年間に10万人以上が離職し、約40万人が離職予備軍となっている。
親の介護を担う世代は企業内で中核となっていることが多い。そうした世代の離職は会社に大きなダメージを与えるため、介護と仕事の両立は喫緊の課題となっている。
(画像はKAIGOWホームページより)
▼外部リンク
KAIGOWホームページ
https://kaigow.com/
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