医療AIによる病院人事システムが厚生労働省のAIホスピタル推進事業に採択
2024.05.05
中小企業イノベーション創出推進事業
医療・介護人材マネジメントシステムを提供する株式会社エピグノは、スタートアップ13社ならびに公益社団法人日本医師会から構成されるコンソーシアムのプロジェクトに参画。
同プロジェクトが厚生労働省の中小企業イノベーション創出推進事業に選出されたと発表した。
AIホスピタルの実現に向けて
厚生労働省の「中小企業イノベーション創出推進事業」は、AIホスピタルもしくは健康長寿社会の解決に向けスタートアップ企業の大規模技術実証事業をサポートするものだ。
令和4年度第2次補正予算において、コンソーシアムが提案する「AI(人工知能)ホスピタル実装化のための医療現場のニーズに即した医療 AI 技術の開発・実証」が採択された。
シフト作成・スキルの可視化・社会実装を目指す
エピグノが開発したヘルスケア人材マネジメントシステム「エピタルHR」の機能の一つ「医療人材向けAIシフト作成機能」の社会実装を目指し、プロジェクトを「エピタルHRドクターズシフト」として病院運営管理を検証していく。
第1段階では医師のシフトをAIが自動作成し、その中でインターバルの確保や緊急対応、代休など医師の労働時間を管理。第2段階では医師の履歴やスキル情報の可視化を行い、目標設定やモチベーションの測定などHR分析を行い人事戦略に活用する。
第3段階ではこれらを社会実装するためのセールスチームを立ち上げる予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社エピグノのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000054745.html
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