医師の働き方改革は進んでいるのか?病院組織体制における労働環境の課題

2024.03.18
働き方改革に関する実態・意識調査

株式会社シード・プランニングは、院内での医師の働き方改革に関する実態・意識調査を行い、労働環境における課題を分析してまとめたと2024年3月12日に発表した。

働き方改革関連法により「時間外労働の上限規制」が設けられ、医師への適用は2024年3月31日までとなっているが、実際には医師の勤怠管理は難しく長時間労働が把握できない現場もある。その実態をまとめ書籍・PDF版レポートを発行した。

時間外労働に「賛成」約半数

ここでは医師の働き方改革の概要を整理し、医師の診療科別・年代別に実態調査アンケートを実施したものを一部公開している。アンケートは2023年9月~2023年12月に行い、全国の常勤医師・研修医から170件の回答があった。

時間外労働における上限規制の賛否を聞いたところ「賛成」は52.4%、「反対」は17.1%、「どちらともいえない」は30.6%であった。診療科別で賛成が多かったのは内科系で58.2%、どちらともいえないが多いのは外科系で40.0%である。

立場別にみると、賛成は一般勤務医56.3%、研修医53.8%、課長・部長が51.6%、そして院長・副院長は37.5%であった。この中で「反対」が多いのは院長・副院長で 37.5%となっている。

またレポートでは、50代外科医、20代精神科医2件のヒアリングをまとめ病院の総合的な労働環境の課題を分析している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社シード・プランニングのプレスリリース
https://www.seedplanning.co.jp/news/5496/

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高野勤一
高野勤一