「働き方を変えたいと思ったことがある」57%、働き方改革を「重視する」86%

2022.07.30
医師の働き方改革

株式会社エムステージは、「Dr.転職なび」、「Dr.アルなび」の会員医師1,276名に「医師の働き方改革についてのアンケート」を実施し、結果を2022年7月25日に発表した。2024年に施行される予定の医師の働き方改革を前に、医師の意見をまとめている。

働き方を変える行動とは

労働時間による影響で、働き方を変えたいと「思ったことがある」人は57%、具体的に起こした行動は「転職して、勤務先を変えた」が44%。一方で「何も行動せず、我慢した」も29%ある。

今後、転職先を選ぶポイントとして医療機関の働き方改革への取り組み状況を「重視する」という回答は38%、「まあ重視する」48%と合わせると86%に及ぶ。

2024年から医師の働き方改革の適用が始めることを知っている人は78%、情報源はインターネット記事が多い。医師の働き方改革で労働時間の上限規制を「詳しく/だいたい知っている」人は48%、自身の労働時間の上限を知っている人は30%だ。

働き方改革が「進んでいる」25%

「宿日当直許可」の基準や内容を「詳しく/だいたい知っている」人は33%で、常勤先が時間外労働・休日労働を正しく把握していると回答した人は54%であった。

常勤先での働き方改革が進んでいるとの回答は25%、進んでいない働き方を進めるために必要なことは「医療機関の意識改革」「医療機関の制度見直し・整備」「医療機関による労働状況など現状把握」が上位となっている。

(画像はプレスリリースより)
(株式会社エムステージ調べ)

▼外部リンク

株式会社エムステージのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000019504.html

株式会社エムステージの公式ホームページ
https://sangyohokensupport.jp/

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高野勤一
高野勤一