「働きがいの高い会社」を目指して。TIS、「65歳定年制度」を2019年4月導入

2018.10.08
人事評価などの処遇制度が60歳以降も変わらない

TIS株式会社は、2018年10月5日、「65歳定年制度」を2019年4月に導入すると発表した。

同社は、ITサービスを提供しているTISインテックグループに属する企業。「65歳定年制度」は、定年退職の年齢を従来の60歳から65歳に延長すると共に、職種に基づく基本給・賞与・人事評価といった処遇制度が、60歳以降も変わらないというもの。

年齢に関わらず「実力主義」を貫ける人事制度

TISは、少子高齢化が進む日本において優秀な人材を獲得し続けるには、「働きがいの高い会社」であることが必須であると考える。そのため同社は、テレワークやスーパーフレックスなどの「働き方改革」、長時間労働対策や両立支援、また「健康経営」など推進。多様な社員一人ひとりの成長と、会社の持続的な発展の実現を目指している。

「65歳定年制度」の導入は、こうした経緯から決定された。また同社は、基礎年金の支給開始年齢が段階的に引き上げられ、60歳以降も処遇面でも現役を継続できることが社会的に求められていることを考慮。年齢に関わらず「実力主義」を貫ける人事制度を導入し、「社員の年齢に関わらず働きがいを感じられる会社」を目指すとしている。

中高年期の社員が長く能力を発揮できる環境を整備

TISには現在、60歳以上のシニア社員が約60名在籍しているという。「65歳定年制度」導入により同社は、中高年期の社員が長く能力を発揮できる環境を整備すると共に、高いノウハウと能力を持つ人材の活躍により企業体力の強化を図るとしている。

同社は今後も、若手・ベテランに関わらず社員にとって「働きがいの高い会社」となることを目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

60歳以降も処遇制度が変わらない「65歳定年制度」を導入 – TIS株式会社
https://www.tis.co.jp/news/2018/tis_news/20181005_1.html

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