スリー・アールシステム、「時短社員制度」を全社員対象として導入

2018.05.31
自己成長につながれば、誰でも利用可能

スリー・アールシステム株式会社は、2018年5月25日、同社の全社員を対象とする『時短社員制度』を導入すると発表した。

同社は、光学機器・デジタルグッズの製造販売、太陽光発電システムの販売などを手がける企業。同社が導入する『時短社員制度』は、自己成長にもつながると判断される場合には、誰でも利用することが可能だという。

最も効率よく能力を発揮できる条件で雇用

同社はこれまでも、育児期の女性を支援すべく、法に定められている「3歳未満の幼児を養育している場合」という条件に縛られずに時短社員としての雇用を行ってきた。

しかし、こうした育児や介護以外の理由から『時短社員』の申請が行われたことは、なかったという。従来の制度では「退職」という道を選ぶしかなかった社員のために今回、全社員対象の『時短社員制度』拡充に至った。

今後『時短社員制度』を希望する同社社員は、「週4日勤務」「在宅勤務」「委任契約」など多くの選択肢の中から、最も効率よく能力を発揮できる条件下での雇用が目指される。従来の就業時間では社員として就労できなかった人材も、今後は社員として迎えることができるようになる可能性について、同社は期待しているという。

既成概念にとらわれず、新たな雇用を創出

同社は今回の『時短社員制度』拡充について、弱者を守るのではなく、社員が積極的に幸せなるための制度であると位置づける。これまで社会人として社会の中で生きてゆくためには、仕事を人生の中心に置くことが第一条件とされていた。

しかし同社は、個人の幸せを追求するのもまた人として必要なことであると判断。どちらも大切にできる社会を目指すとしている。

スリー・アールシステムは今後も、既成概念にとらわれず、新たな雇用の創出を積極的に行うとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ダイバーシティへの取り組み 全社員対象の「時短社員制度」を導入 – スリー・アールシステム株式会社
https://3rrr-hd.jp/info/short-time-work/

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人