ディップ、「働き方改革」に貢献するスタートアップへの投資制度「HR Hack Fund」開始
2018.04.10
ディップ株式会社は、2018年4月5日、「働き方改革」に貢献するスタートアップ企業を対象とする投資制度『HR Hack Fund』を開始したと発表した。
同社は、アルバイト・パート求人情報サイト『バイトル』や総合求人情報サイト『はたらこねっと』などの提供を行っている企業。なお『HR Hack Fund』は、同社内の投資制度の名称であり、有限責任組合などファンド組成を伴うものではない。
ディップは、今後到来する人口減少時代のキーテクノロジーである人工知能(AI)に注目し、AI専門メディア『AINOW』にてAI事業者の支援を行っている。AIに特化したインキュベーションプログラム『AI.Accelerator』においても、採択企業が30社を超え、一定の成果を生んだという。
同社が『バイトル』などの主力事業を展開しているHR領域では、昨今「働き方改革」が提唱され、各企業はAI導入や生産性向上、効率化に向けての動きを見せている。こうした「働き方改革」の効果を最大化すべく、同社は『HR Hack Fund』の開始を決定。AIやHRテックのみならず、働き方の改善・効率化を「Hack」する様々なスタートアップ企業へ投資を行うとしている。
『HR Hack Fund』の主要投資領域は、採用管理システム(ATS)や求職者スクリーニング、採用業務自動化やバックグラウンドチェックなど、働き方の改善・効率化を「Hack」するあらゆるスタートアップが対象となっている。投資案件1件あたり数百万円から数千万円程度の出資が予定されており、開発にあたってはディップが保有する20万超の企業データも利用できるという。
同社は今後も『HR Hack Fund』の投資企業に対して、成長に必要なリソースを積極的に提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本初、働き方改革に貢献するスタートアップ企業への投資制度 「HR Hack Fund」を開始 – ディップ株式会社
https://www.dip-net.co.jp/
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