ウフル、「働き方改革」を支援するIoTワーキングシステムを構築

2017.10.21
IoTオーケストレーションサービス『enebular』を用いて

株式会社ウフルは、10月18日、IoTオーケストレーションサービス『enebular』を用いて「働き方改革」を支援するIoTワーキングシステムを構築したと発表した。

このシステム開発は、同社とNECソリューションイノベータとの協業により実現したもの。構築にあたっては、英Arm社が提供する『Mbed Cloud』を日本で初めて活用している。

「いつでも」「どこでも」働ける仕組みづくり

近年、政府が掲げる「働き方改革」の実現に向けて、モバイルワーク・サテライトオフィス・在宅勤務といった「いつでも」「どこでも」働ける仕組みづくりへの注目が高まっている。また、地方創生の一つとして「テレワーク」の重要性も高まってきた。企業は、多様な人財の知識やノウハウを最大限に生かすべく、「働き方改革」やダイバーシティ経営などの実現が求められている。

今回構築されたIoTワーキングシステムは、災害時の安否確認や在席確認(オフィス内、リモート勤務)に加えて、遠隔地での柔軟な勤務スタイルにも対応するというもの。無線マルチホップ技術を用いて堅牢なネットワーク通信を確保する『NerveNet』も、構築に際しては活用されている。

「働き方改革」のシステムの機能向上に貢献

今回構築されたIoTワーキングシステムは、和歌山県白浜町が実装地域とされた。同町は、「働き方改革」の一つであるワーケーションを強力に推進しており、東京からも複数の企業がテレワーク拠点を開設している。

ウフルは今後も、労使双方にストレスの少ない勤務環境の整備を検証し、「働き方改革」のシステムの機能向上に貢献するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

NECソリューションイノベータとの協業により、働き方改革を支援するIoTワーキングシステムを稼働開始 – 株式会社ウフル
http://uhuru.co.jp/information/20171018-2/

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高野勤一
高野勤一