労働白書「次世代ワークスタイル」を求める人が増加
2017.10.19
マンパワーグループの親会社である米国マンパワーグループは、労働白書”自ら選ぶギグワーク:「次世代ワークスタイル」の広がり″が公表されたことを2017年10月12日に発表した。
「次世代ワークスタイル」は、新しい働き方で、仕事を成し遂げる新たな方法、人が収入を得、スキルを高め、仕事と家庭を両立するための手法のことである。
また、ギグワークとは、長期雇用契約を結ばずウェブサイトを通じて受発注される給与をもらう仕事のことである。
人がどのような働き方を求めているかを知るために、日本を含め12ヶ国の約9,500人以上の18歳から65歳の人に「次世代ワークスタイル」についての調査をし、その結果を発表した。
81%の回答者が、主体的に「次世代ワークスタイル」を指示した。国によりばらつきがあり、労働規制の厳しさ、労働組合・団体交渉の役割、労働者の考え方や人材の流動性など多くの要因に左右されている。
新興市場は「次世代ワークスタイル」を最も積極的に受け入れている。インドとメキシコはトップで97%が賛成。起業家精神を重んじ、転職が当たり前の米国。労働市場に柔軟性がある英国・イタリア・オーストラリアなどは「次世代ワークスタイル」を受け入れている。
一方、ドイツ、オランダ、日本は「次世代ワークスタイル」に抵抗を示している。
「次世代ワークスタイル」を積極的に推進する英国、米国、フランスなどに、世界の注目が集まっている。これまでのような雇用の安定と、選択肢が豊富で柔軟な働き方を両立させる時が来ている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
マンパワーグループ プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/000009974.html
労働白書「次世代ワークスタイル」詳細:
https://www.manpowergroup.jp/w_paper.pdf
「マンパワーグループリサーチセンター」:
https://www.manpowergroup.jp/r_center/
マンパワーグループ ホームページ:
https://www.manpowergroup.jp/
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