「働き方改革」は大事・でも「頑張り方改革」はもっと大事!
2017.10.15
野村学園は、私立幼稚園と小規模保育所A型を経営する。年々深刻化する保育士不足を解消し、保育士の離職率を低減させるための“新働き方改革”を開発し、野村学園独自の職員の成長支援システム「頑張り方改革」として運用を2017年10月10日に発表した。
野村理事長は、もともと幼稚園・保育園業界は、結婚・出産で退職する保育士が多かったので、結婚・出産後も保育士を続けることができる環境づくりに努力してきた。
しかし、傾向が変わってきた。「職場の人間関係」「保育技術」「保護者とのコミュニケーション」が上位となっている。
「人間関係」や「保護者とのコミュニケーション」の問題は、固定電話で家の人・会社の人を通さなくとも、携帯電話やメール・SNSを利用することでダイレクトで簡単にコンタクトできてしまうところが、「人間関係」や「コミュニケーション」の問題となっている。
「保育技術」とは、ピアノの技術である。「保育士にあこがれて」保育士になった人の割合が65%程度になっている。残りの35%は高校卒業時点で「進路変更」をしたと思われる。要因は様々だが途中の進路変更によりピアノ技術が問題となっている保育士がいる。
竹内主任は、問題を解決する以前に「楽しさ」と出会うことをすすめている。日頃の活動や指導を振り返り、何がよかったのか?を話し合い、確認し、フィードバックする。
これらを繰り返すことで、自信となり自信をもって取り組むと「楽しく」なる。「楽しく」取り組むことで「達成感」を感じ、自分が今いる必要性「自己有用感」がもてるようになる。
「人は誰かに喜ばれるために生まれてきた。だから、喜ばれる人間になるために、努力(頑張り)なさい。」これが野村学園の「頑張り方改革」である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
野村学園 プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/000028989.html
「頑張り方改革」の詳細:
http://pearl.ac.jp/kaikaku.html
野村学園 ホームページ:
http://pearl.ac.jp/
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