インテリジェンスが東京都内で非正規雇用者の正規雇用化を支援

2017.05.10
東京都による事業を受託

5月8日に、総合人材サービスを展開するパーソルグループである株式会社インテリジェンスが、2017年度における東京都の「東京都 正社員就職サポート事業」を受託したと発表した。

紹介予定派遣制度を利用した正社員就業支援

今回、インテリジェンスが受託した「東京都 正社員就職サポート事業」は、就職氷河期の影響で、正規雇用の仕事につけず、現在も非正規雇用での就職をせざるを得なくなっている30代から40代のミドル層を主なターゲットして、正規雇用への就業をサポートするもの。

現在人材確保に苦戦している中小企業では採用ニーズが高く、研修や紹介予定派遣制度を組み合わせた方法を使って、両者のマッチングを行う予定である。

対象者は、2017年4月1日現在において44歳以下の者で、学校等を卒業してから7年以上の期間が経過している者。なおかつ、これまでの職歴が非正規のみであるか、正規雇用の経験があるものの、その職歴が直近2年以内に合計1年を超えていない者となっている。

就職までの流れとしては、申込から事業説明会への参加が行われた後、求職者ごとのサポート内容の決定と企業および求人の紹介がなされる。そして、7時間の研修を5日間行い、派遣就業を経て、正社員としての就業が決定する。

研修および派遣期間中は同社に雇用される形となり、時給1100円および1日540円の交通費手当が支給される。万が一正社員登用に至らなかった場合、事業期間中において、就職が決定するまで何度でも参加することが可能となる。

同社は、同事業において、募集広報、マッチング支援、派遣準備研修およびフォロー、直接雇用支援、直接雇用に至らなかった者の支援を担当することになっている。なお、事前説明会は、都内において、5月17日(水)から順次各地域で開催される予定である。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

インテリジェンスプレスリリース
http://www.inte.co.jp/news/2017inte/20170508.html

記事をシェアする

kakimoto