富士通、2026年度以降は新卒入社者にも「ジョブ型人材マネジメント」を適用

2024.06.23
ジョブ/職責などをベースとするマネジメント制度

富士通株式会社は、2024年6月21日、同社が実施している「ジョブ型人材マネジメント」の対象範囲を2026年度以降は新卒入社者にまで拡大すると発表した。

「ジョブ型人材マネジメント」は、ジョブ/職責などをベースとするマネジメント制度であり、同社は既に幹部社員/一般社員に適用している。今後は新卒入社者にも「ジョブ型人材マネジメント」を適用し、優秀で人材の獲得を進める。

より優秀で多様な人材の獲得を図る

同社は、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」というパーパスを掲げ、柔軟にこのパーパス実現を遂行できる人材を求めている。そのため、社員一人ひとりが担うジョブ/職責などに応じて処遇を行う「ジョブ型人材マネジメント」を、グループ会社の幹部社員および一般社員に適用してきた。

パーパス実現のためには、さらに自律的に役割を遂行できる人材が不可欠であると同社は判断。そして今回、「ジョブ型人材マネジメント」の対象範囲を新卒採用にまで拡大すると決定した。2026年度の新卒採用以降は、入社時点からジョブや職責の高さに基づいて処遇を進めることで、より優秀で多様な人材の獲得を図る。

有償インターンシップの拡充も

新卒採用への「ジョブ型人材マネジメント」の拡大と共に同社は、より実践を重視した有償インターンシップの拡充も行う。同社の各領域におけるスペシャリストと共に長期にわたってビジネスを実践することで、入社後の自身のイメージや同社への共感の醸成を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

新卒採用への「ジョブ型人材マネジメント」の拡大について – 富士通株式会社
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2024/06/21.html

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