リクルートがカオナビを関連会社化しHR Tech領域における提携を模索
2017.04.02
カオナビはクラウド人材管理サービスを運営
2017年3月27日に株式会社リクルートホールディングスが、株式会社カオナビが発行している株式の一部を取得することで、同社を持ち分法適用関連会社としたことを発表した。
同社株式の取得は、合同会社RSIファンド1号を通じて行われたもの。また、同社はクラウド人材管理サービスの運営を行っている。
HR Tech領域は今後も拡大が予想されている
今回、リクルートが株式の一部を取得することで持ち分法適用関連会社としたカオナビは、顔を名前が一致しないというマネジメントにおける課題を解決するサービスを提供している。
これは、同社独自のUIや評価ワークフローを利用するもので、これによって、組織内における配置や職務などの抜擢といった人材管理業務速度の向上を図ることができる。
同サービスは、現在大手企業やスタートアップなど幅広い規模の企業において、業種・業界を問わず、400社以上に利用されている。
リクルートが今回の株式取得を行った背景には、昨今話題となっているHR Tech領域の市場が急成長していることがあり、また、人材不足を要因とした、各企業の人材採用および定着ニーズがいまだ根強いことから、今後も拡大していくことが予想されることが予想されるからである。
同社では、今回の株式取得によって、カオナビとHR Tech領域における事業提携について検討・協議を行っていく予定。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
リクルートプレスリリース
http://www.recruit.jp/
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