パソナが岩手県一関市に新会社を設立!東北の産業振興を加速させる

2017.02.20
株式会社イーハトーブ東北が始動

2月14日に株式会社パソナグループが、岩手県一関市に「株式会社イーハトーブ東北」を新設すると発表した。

東北地方の旅行コンテンツの開発および地元食材を活用した飲食店運営等を展開することにより、東北の産業振興を目指す。

東北未来戦略ファンドによる三社目の新設となる

今回、パソナグループが発表したイーハトーブ東北の新設は、同社が東日本大震災からの復興を目的として開設した「東北未来戦略ファンド」によるもので、2015年のパソナ東北創生、2016年のVISIT東北の設立に続き、三社目の新設となっている。

代表取締役には、一関市出身の松本数馬氏が就任。一関市や平泉町をはじめとする地域密着型の観光コンテンツを企画する「旅行事業」および地元食材を活用した「飲食店運営」、古民家の改装による「宿泊事業」等を展開していく予定。

また、パソナ東北創生、VISIT東北の二社との連携によって東北地方の産業振興を目指す意向でもある。

なお、東北未来戦略ファンドは、被災地における就労支援や復興支援イベントの企画、ボランティアといった活動を行っており、同地域の地域課題の解決を目指す起業家の育成および事業化支援を行っているファンドである。

パソナ東北創生は、岩手県釜石市において、被災地の地域課題解決を学ぶ実践型研修を通じたツアーや被災地における新事業開発を全国の企業や自治体、大学等に提案する事業開発支援を行っている。

VISIT東北は、観光開発事業および「TOHOKU365.com」といったWEBメディアの運営事業、インバウンドマーケティング事業を展開しており、東北の産業復興に向けた事業にそれぞれ取り組んでいる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

パソナグループプレスリリース
http://www.pasonagroup.co.jp/

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