「Pepperが空港の案内ロボットに」実証実験
2016.12.19
12月14日、ソフトバンクロボティクス株式会社は、M-SOLUTIONS株式会社、アスラテック株式会社と協力して、空港でロボット「Pepper」を活用する実証実験を、2017年1月より行うことを発表した。
労働力人口の減少について様々な議論がある中、ロボットの活用を検証する。
今回の実証実験では、空港に「案内ロボット」としてPepperを設置、施設の情報やフライト情報などを日本語、英語、中国語で案内することや、遠隔でPepperを操作することで、問い合わせに応じた案内を行う。
この実証実験は「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016」の第1期採択事業として行われる。
羽田空港を運営する日本空港ビルデング株式会社 は、「Haneda Robotics Lab」を組織し、「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016」を進めている。
政府の「改革 2020」プロジェクトの取り組みの一つとして、国土交通省、経済産業省と連携して実施される。
日本はこれから2020年に向けて、さまざまな分野でのサービス向上が求められると考えられるが、労働力人口の減少という課題を抱えている。羽田空港はロボット技術の活用を不可欠と考える。
いよいよロボットと一緒に働く時代が来るのかと、興味深い実証実験である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ソフトバンクロボティクス株式会社 プレスリリース
http://www.softbanktech.co.jp/corp/news/press/2016/096/
「Haneda Robotics Lab」
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/hanedaroboticslab/
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