ヘイズ予測、来年の転職市場トレンド
2016.12.15
外資系人材紹介会社から見た日本の転職市場
英国を本拠地とし世界33カ国にまたがりサービスを提供する人材紹介会社、ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社が来年の日本国内における転職市場のトレンドを分析した。
2017年も続く人材争奪戦
2016年10月下旬に同社から発表された人材の受給効率調査結果によると、日本は採用者である企業が求めるスキルと求職者が持つスキルのミスマッチ度がアジア・太平洋地域の中でも突出して高いとされる。
一方で、自動運転やAI(人工知能)、ロボット工学のような新規テクノロジーの成長や東京オリンピックへの準備を背景とし、求められる人材スキルは英語能力やデジタルスキル、問題解決スキルなど多岐にわたることが予想される。それに伴い人材の流動化も加速し、2017年も採用における企業の苦心は続く見込みだ。
ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクターであるマーク・ブラジは、上記のような日本の転職市場を鑑み、求められる人材の採用が今後日本国内の市場だけではままならなくなることを示唆するとともに、ITや金融等の特定の業界ではニッチなスキルを持つ人材に関しては海外からの供給も視野に入ってくるだろうと述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ヘイズ 2017年国内転職市場の10大トレンド予測
https://www.hays.co.jp/press-releases/HAYS_1787205JP
ヘイズ世界33カ国における人材の需給効率調査
https://www.hays.co.jp/press-releases/HAYS_1371123JP
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