デロイト トーマツ コンサルティング「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」2団体を選定

2016.11.28

22日、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下、DTC)は、「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラムの2016年の「パイオニア」として2団体、「特定非営利活動法人ACE」並びに「認定特定非営利活動法人育て上げネット」を選定した。

「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラム実施の背景

複雑化する社会課題の解決には、行政や企業のみならず、個々の分野の課題を熟知した非営利団体や社会起業家が大きな役割を果たすことが期待されている。

DTCは、2011年からCSR(企業の社会的責任)の観点から、専門とするコンサルティングを無償で提供する「Pro Bono(プロボノ)」を実施してきた。

その一環として「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラムでは、先行団体を非営利団体から社会起業家にまで拡げ、国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」とも関連する特定の課題分野において、革新的な取り組みを行っている団体を支援している。

選定された団体は、DTC専属チームによる無償のコンサルティングを通じて、さらに成長し目標の実現が最大限となるよう支援を受けられる。

2016年は、次の2つのテーマについて公募、テーマごとに団体を選定した。

テーマ1「サプライチェーン全体を視野に入れた持続可能でエシカルな生産・消費の実現」

特定非営利活動法人ACE

「子どもの権利が保障され、すべての子どもが希望を持って安心して暮らせる社会」を実現するために、アジアとアフリカ地域の農業地域での活動に重点を置き、児童労働全体の改善に貢献することを目指している。

テーマ2「女性、若者、外国人を含む多様な人々の就業・経済的自立支援」

認定特定非営利活動法人 育て上げネット

「すべての若者が社会的な居場所を獲得できるよう、『働く』と『働き続ける』を実現できる社会を実現する」ため、ジョブトレーニングなどの就労支援事業をはじめとした「若者と社会をつなぐ」活動を続けている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

「デロイト トーマツ コンサルティング」 ニュースリリース
https://www2.deloitte.com/

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小野陽子
小野陽子