近畿大学、日本の大学初! 法人業務システムを人工知能型へ

2016.09.30

26日、近畿大学は日本の大学として初めて、人工知能(AI)を活用した大学改革・業務改革の実施を決定した。

株式会社ワークスアプリケーションズが提供する人工知能型業務システム「HUE(ヒュー)」を導入し、既存システムからの順次移行を進め、平成31年(2019年)4月からの全面運用を予定している。

人工知能がビッグデータを収集・解析・学習し、業務の標準化と効率化を実現

具体的には、業務によって使われる単語、そのパターンなどを分析・解析、次に入力する情報を予測。業務の多くを占めていた「入力作業」が「選択する」だけに変わっていく。

例えば、領収書の画像データから、金額や日付などの入力項目を判断し自動表示、あとはそれを「選択する」ことにより承認するだけである。

さらには、クリックのみで帳票作成や分析レポート作成までが終了する。

勤怠データを解析し、組織改革や働き方改革を促進

勤怠データの解析から、業務と職員の効率的な配置やシフトなどを情報提供。異動履歴、業務能力、自己申告からも、最適な人材活用を提案、職場環境の改善、ワークライフバランスの実現が可能となる。

業務の効率化によって社会に貢献を

業務の効率化によって、更に学生のサポートを充実させ、大学の研究成果を社会に還元していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

プレスリリース PR TIMES「日本の大学初! 法人業務システムを人工知能型へ人工知能(AI)を活用した大学・業務改革ビッグデータの解析・学習によって、基幹業務の標準化・効率化を推進」
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000011485.html

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