エボラブルアジア、従業員等への有償ストックオプションの発行

2016.07.27
社員の意欲と士気向上を狙い、有償ストックオプション発行!

平成28年7月25日、アジアは一つとなり世界をリードするOne Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、訪日旅行事業をはじめ、オンライン旅行事業とITオフショア開発事業を手掛ける株式会社エボラブルアジアは、同日付の臨時取締役会において、従業員等への募集新株予約権(有償ストックオプション)の発行を決定した。

これは同社が中長期的な業績拡大及び企業価値の増大を目指すにあたり、従業員等の意欲をより引き出し士気をさらに向上させて、同社の結束力を向上させることを狙ったもので、従業員等に対して、有償で新株予約権を発行するというもの。

対象者は、入社して間もない、若しくは入社予定の同社従業員や子会社の役職員等28名。その特徴として、今回の新株予約権の権利行使には条件があり、連結営業利益が将来3連結会計年度(平成29年9月期、平成30年9月期、平成31年9月期)のいずれかに15億円を超過した場合にのみ行使可能となる。

有償ストックオプションの概要及び特徴

行使条件である連結営業利益15億円は中期的な目標数値で、過去の利益実績(連結営業利益26/9期1.0億円、27/9期3.1億円)や当期の着地見込み(連結営業利益28/9期6.1億円)からきている。

今回の新株予約権が全て行使された場合において増加する同社普通株式の総数は、発行済株式総数の0.7%にも相当する。

しかし、今回の新株予約権は、行使条件があらかじめ定められた業績目標の達成であり、その目標の達成は、新株予約権の希薄化割合以上に事実上株主価値及び同社の企業価値を大きく向上させると同社は認識しているという。

将来にわたって従業員等の同社への貢献意欲を高めることを目的としているため、権利行使のタイミングは段階的なものになっており、平成29年9月期末以降に1/3、平成30年9月期末以降は2/3、平成31年9月期末以降に3/3全てを行使できることとなっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社エボラブルアジア プレスリリース
http://www.evolableasia.com/news/633

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月山哲也
月山哲也