岐阜県内の有効求人倍率、全国3位の1.80倍!

2016.07.07
23年5ヶ月ぶりの1.80倍超え!

平成28年7月1日、岐阜労働局は、岐阜県内における5月の有効求人倍率(季節調整値)を発表した。これによれば、有効求人倍率は1.80倍で、前月比0.03ポイント増だった。

前月に引き続き、東京都、福井県に次ぐ全国3位の有効求人倍率であり、岐阜労働局は「県内の雇用情勢は改善が進んでいる」と分析している。岐阜県内における有効求人倍率が1.80倍以上になるのは、実に23年5ヶ月ぶり。

岐阜八幡を除き、有効求人倍率1.00倍以上で軒並み増加

岐阜労働局によれば、有効求人数が前月比1.0%増加し4万8910人となり、有効求人倍率は3ヶ月連続で前月を上回った。その一方で、有効求職者数(季節調整値)は前月比1.1%減少し2万7120人となった。

新規求人倍率は2.64倍で前月比0.1ポイント増となり、18ヶ月連続の2倍台。正社員求人倍率も1.16倍で同比0.04ポイント増と、9ヶ月連続で1倍台を維持している。

主要産業別の新規求人では、「医師、福祉」が3,141人で最も多く、次点が「製造業」の2,676人で、2,653人の「卸売、小売業」が続く。前月比では「宿泊、飲食サービス業」「生活関連サービス」「娯楽業」「卸売、小売業」で159〜383人増加し、「医師、福祉」「サービス業」「公務.その他」が125〜603人減少した。

県内全10職業安定所のうち、1.91倍の多治見が有効求人倍率が最も高く、次点で1.86倍の岐阜、中津川の1.51倍が続く。最も低かった0.84倍の岐阜八幡を除き1.00倍を超えた。

▼外部リンク

岐阜労働局 報道発表資料
http://gifu-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/2016628133234.pdf

記事をシェアする

kakimoto