大塚製薬、新たな休暇制度「セルフケア休暇」を2024年1月1日に導入
2023.12.16
性別適合手術などにも利用できる新制度
大塚製薬株式会社は、2023年12月14日、新たな休暇制度『セルフケア休暇』を導入すると発表した。
同制度は、不妊治療や更年期症状などの治療、性別適合手術やホルモン治療などを受ける場合、年5日まで性別を問わず利用できる休暇制度。同社の従業員を対象として、2024年1月1日より導入される。
D&I推進に向けて
同社は、多様な社員の活躍がイノベーションやグローバル化をより進展させるという考えに基づき、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進に取り組んでいる。経営戦略の一つとしてもD&Iを重視し、全ての社員が働きやすい環境を整えるべく、施策の実施や人事制度の導入などを行ってきた。
同社のD&I推進施策では、月間所定労働日数の1/2以下を在宅勤務にできる『新在宅勤務制度』や、半日単位で年次有給休暇を取得できる『時間単位取得可能な年休』といった制度を新設。また、婦人科との連携や治療/仕事の両立支援制度、配偶者に適用される社内制度を同性パートナーにも適用する人事制度なども導入している。
多様性に溢れた職場環境を整備
同社が今回導入を決定した『セルフケア休暇』は、不妊治療/更年期症状などの治療や、性別適合手術/ホルモン治療等を受ける際、理由を明確にしなくても年5日まで休暇を取得できるという制度。併せて、同制度利用時には積立有給休暇の使用も可能となっている。
同社は今後も、常にイノベーションを追求すべく、多様性に溢れた職場環境の整備に努めるとしている。
(画像は大塚製薬株式会社の公式ホームページより)
▼外部リンク
新制度『セルフケア休暇』を導入 – 大塚製薬株式会社
https://www.otsuka.co.jp/
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