内定学生に希望職種を確約。ブリヂストン、2022年度より職種別採用を導入
2021.02.10
株式会社ブリヂストンは、2021年2月5日、2022年度の定期採用活動(総合職)より職種別採用を導入すると発表した。
この導入は、強い職種志向を持ちキャリアプランも明確な優秀人財の採用を強化すべく行われる施策。具体的には、「デジタル職」「研究開発職」「セールス・マーケティング職」といった形で、職種ごとに募集コースが設定される。
株式会社ブリヂストンは、創業者が制定した社是「最高の品質で社会に貢献」を不変の使命として掲げながら、事業を展開している。近年は、サステナブルなソリューションカンパニーであり続けるべく、人事システム・組織の抜本的改革や人財採用・育成強化などを図る中長期事業戦略を推進。2021年1月には、ジョブ型コンセプトを取り込んだ新しい人事制度への移行も果たしていた。
同社はまた、中長期事業戦略の実行化を支えるHRX(ヒューマンリソース・トランスフォーメーション)も推進。このHRX推進の中で、「採用後に適性から配属を決める」という従来型のポテンシャル採用だけでは、人財の採用・育成・最適配置には不十分であると判断するに至った。この課題解決のため、今回の職種別採用導入は決定されている。
導入される職種別採用において学生は、応募時に「デジタル職」など希望する職種を選択することになる。内定者に対して同社は、希望職種への配属を確約。また、入社後に本人のキャリアパスが変化した場合も、「社内公募制度」「ジョブマッチング制度」を活用する形での職種変更が可能となっている。
株式会社ブリヂストンはこの職種別採用導入により、同社独自のHRXをさらに推進し、経営体質の強化にも繋げるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
2022年度採用活動から職種別採用を導入 – 株式会社ブリヂストン
https://www.bridgestone.co.jp/
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