パーソルグループ3社、通勤交通費を廃止してリモートワーク手当の支給を開始

2020.10.12
計6社・1万人がリモートワーク手当の支給対象

パーソルホールディングス株式会社は、2020年10月9日、同社のグループ会社3社において通勤交通費を廃止し、リモートワーク手当の支給を開始すると発表した。

同社は、総合人材サービスを展開する企業。今回の施策により同社グループでは、計6社・1万人がリモートワーク手当の支給対象となる。

時間・場所を社員が自分で決める働き方を推進

今般のコロナ禍を受けパーソルホールディングス株式会社は、2020年4月より同社グループにおいて適宜リモート勤務や時差出勤などの対応を開始した。この施策開始より半年を経て、グループ内においても「新しい生活様式」が浸透。定期的な通勤を行う社員が減少し、代わってリモート勤務を行う社員の割合が大幅に増加しているという。

同社はまた、「ニューノーマル」における働き方を考える社内プロジェクトを、同年4月に設立。新しい働き方を推進するための制度や仕組みについて、意見の吸い上げや検討を開始した。結果、業務内容・状況に応じて時間・場所を社員が自分で決める働き方をさらに推進すべく、今回の制度変更に至っている。

社員それぞれの「はたらいて、笑おう。」を実現

今回リモートワーク手当の支給が開始されるのは、パーソルホールディングス株式会社とパーソルキャリア株式会社、そしてパーソルチャレンジ株式会社。この施策と併せて、環境整備手当の支給や電子承認の導入推進、オフィス環境のリニューアルなども実施されるという。

パーソルホールディングス株式会社は今後も、社員それぞれの「はたらいて、笑おう。」実現を目指すとしている。

(画像はパーソルホールディングス株式会社の公式ホームページより)

▼外部リンク

グループ社員約1万人が新しい生活様式に対応 – パーソルホールディングス株式会社
https://www.persol-group.co.jp/

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石藤明人
石藤明人