パーソルチャレンジ、高知県四万十町に事業拠点を2021年3月開設へ

2020.08.03
『パーソルチャレンジ高知四万十オフィス』

パーソルチャレンジ株式会社は、2020年7月31日、高知県高岡郡四万十町において障がい者を重点雇用する事業拠点『パーソルチャレンジ高知四万十オフィス』を設立すると発表した。

同社は、パーソルグループの特例子会社として障がい者雇用支援事業を手がける企業。『パーソルチャレンジ高知四万十オフィス』は2021年3月の開設が予定されており、35名の雇用を通じて地域障がい者の活躍の場を創出するとしている。

新たな障がい者雇用モデルケース創出・確立を目指す

パーソルチャレンジは、オフィスワークでの障がい者雇用における先駆的な取り組みを進めている。生産管理の導入や業務の「見える化」などを推進すると共に、こうした取り組みにより蓄積した雇用ノウハウを他企業の障がい者雇用支援にも活用。2018年には、厚生労働省より「障がい者のサテライトオフィス勤務導入推進事業」も受託している。

同社は、障がい者の社会進出や就業が増加している一方で、特定層の障がい者や都市圏に雇用ニーズが集中していることを憂慮。三大都市圏以外の地域において、新たな障がい者雇用モデルケース創出・確立を目指すべく、『パーソルチャレンジ高知四万十オフィス』設立を決定するに至った。

高知県との間で事業進出協定を締結

『パーソルチャレンジ高知四万十オフィス』では、同社がパーソルグループから受託したバックオフィス系の業務と、地元農家から受託した農作物出荷代行作業が行われる。高知県内の障がい者35名を雇用する予定であり、2020年8月25日より高知市および四万十町にて支援機関向け求人説明会も実施するという。

なおパーソルチャレンジは、同拠点開設に向けて高知県との間で事業進出協定を締結。2020年7月30日には、高知県庁にて進出協定締結式も行っている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

高知県への事業進出に伴い進出協定締結式を実施 – パーソルチャレンジ株式会社
https://challenge.persol-group.co.jp/

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石藤明人
石藤明人