LIFULL、場所に縛られない働き方を目指す「LivingAnywhere WORK」立ち上げ

2020.07.25
実証実験やサテライトオフィス整備などを推進

株式会社LIFULLは、2020年7月21日、場所に縛られない働き方の実現を目的とするプラットフォーム構想『LivingAnywhere WORK』を立ち上げると発表した。

LIFULLは、不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME’S』の運営を主軸事業とする企業。『LivingAnywhere WORK』では、新しい働き方に関する実証実験やサテライトオフィスの整備などを、構想に賛同する企業・自治体と共に展開するという。

働く場所の選択肢を増やし、課題を解決

今般のコロナ禍により、在宅ワークは急速に普及した。オフィスにおける働き方と異なり、通勤時間の有効活用や業務の効率化が可能になる点で、在宅ワークは大きな評価を獲得している。しかしその一方で、セレンディピティの減少やストレスの増加といった新しい課題も、企業やワーカーから認識されるようになった。

場所に縛られないライフスタイルの実現を目的とするコミュニティ『LivingAnywhere Commons』を展開してきたLIFULLは、在宅ワークにおけるこの新しい課題に注目。『LivingAnywhere Commons』が持つ「LivingAnywhere」構想に基づき、働く場所の選択肢を増やすことが課題解決に繋がると考え、『LivingAnywhere WORK』の立ち上げに至ったという。

都市圏の「密」回避や交流活性化も図る

『LivingAnywhere WORK』では、場所に縛られない新しい働き方に関する実証実験や、全国の遊休不動産・オフィスのシェアリングなどが推進される。また、地方において働く場所の選択肢を増やすことで、都市圏の「密」回避や多方向での交流活性化も図るとしている。

LIFULLは今後、『LivingAnywhere WORK』構想の実現に向けて、企業・自治体などの賛同団体を募るとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

場所に縛られない働き方の実現を目的としたプラットフォーム構想『LivingAnywhere WORK』を発表 – 株式会社LIFULL
https://lifull.com/news/17906/

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