カラフィス、在宅勤務の障がい者斡旋を大都市圏の企業に対して開始

2020.06.22
「ウイズコロナ」時代における障がい者雇用

株式会社カラフィスは、2020年6月19日、在宅勤務前提で障がい者を斡旋するサービスの提供を、大都市圏の企業に対して開始したと発表した。

カラフィスは、進化する通信技術を活用して地方と大都市圏を繋ぎ、障がい者の民間企業における就労を活性化させている企業。同サービスにより同社は、「ウイズコロナ」時代の新たな障がい者雇用の形を生み出すとしている。

両者のニーズをもとにマッチング

大都市圏では、障がい者採用について苦戦している企業が多い。東京においても、障がい者法定雇用率(2.2%)の達成企業は30%台に留まっている。しかしその一方で、企業数の少ない地方では、能力がありながら就職できない障がい者が多い。福祉的就労を続ける障がい者も、少なくない。

カラフィスの新サービスは、こうした状況を改善すべく開発された。同サービスの利用を希望する障がい者は、通所あるいは関係をもつ障がい者就労支援施設を通じてカラフィスにWEB登録を行う。企業側は、在宅でできる職域や労働条件をカラフィスに登録。同社は、両者のニーズをもとにマッチングを図り、就労のサポートも行うとしている。

地域を超えた新たな障がい者雇用を実現

同社はこれまでも障がい者の在宅勤務での雇用に注力し、「在宅で任せる仕事がない」と考える企業を多く見てきたという。しかしこの状況は、コロナ禍によって一変した。現在は多くの企業が在宅勤務の導入を迫られており、新サービスはこうした状況に対応できるものであると自負している。

同社は今後も、在宅勤務を希望する障がい者を募り、地域を超えた新たな障がい者雇用を実現するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社カラフィス
https://www.coloffice.com/

「在宅勤務で、地方の障がい者を大都市圏の企業が新規雇用」新たな障がい者雇用の形を生み出す – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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石藤明人
石藤明人