コロナ渦による雇用悪化への対応策。学研グループ、介護職1000名を緊急採用

2020.05.31
新たな雇用機会の創出が目指される

株式会社学研ホールディングスは、2020年5月29日、同社グループ企業にて介護職1000名の緊急採用を実施すると発表した。

この緊急採用は、コロナ渦による雇用環境悪化への対応策として実施されるもの。高齢者福祉事業を行う株式会社学研ココファンとメディカル・ケア・サービス株式会社にて、新たな雇用機会の創出が目指される。

異業種から転職した多くの人材が既に活躍

今般の新型コロナウィルス感染拡大の影響により、国内の雇用環境は悪化している。今後は失業者の増大も予測されており、特に外食・サービス・観光・小売といった業種では雇用が縮小。経済にも大きな影響を与える可能性が憂慮されるようになった。

こうした状況において、社会的な雇用の受け皿となるべく学研グループの緊急採用は実施される。採用を実施する両社は、独自のキャリアアップ制度による人材育成・登用システムを確立しており、介護未経験者の資格取得を支援するシステムも整備。実際に両社では、異業種から転職した多くの人材が既に活躍している。

雇用が縮小している業界から人材を受け入れる

学研グループは、高齢者福祉事業において400を超える拠点を全国に展開しており、その室数は13000室に達する。また、団塊の世代が後期高齢者となりきる2025年を見据え、年間30棟以上の新規出店も計画。人材雇用について、大きな需要を抱えていた。

学研ホールディングスは今後も、雇用が縮小している業界から多様な人材を受け入れることで、雇用に関する社会課題の解決に寄与するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

新型コロナ感染拡大による雇用環境悪化への対応策 – 株式会社学研ココファン
https://www.cocofump.co.jp/news/2020052914043026f5883e/

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