シニアジョブ、コロナ感染拡大で内定取り消しを受けた新卒者を積極採用へ

2020.03.18
2020年の新卒採用を5月末まで延長

株式会社シニアジョブは、2020年3月13日、新型コロナウイルスの感染拡大により内定取り消しを受けた新卒者に対し、積極採用を行うと発表した。

同社は、シニア人材に特化した人材派遣・人材紹介事業を展開している企業。今回の施策は、同年3月12日に実施が決定されており、2020年の新卒採用を5月末まで延長する形で行われる。

新卒者が就業機会と収入を失うこの事態

新型コロナウイルス感染拡大は、経済にも深刻な影響を与えつつある。この影響を受ける形で、2020年4月に入社予定であった新卒者の内定取り消しが発生し始めた。取り消しの事態は、報道や国会での質疑応答、またSNSなどでも既に大きな話題となっている。

対応や予防する手段のない中で、新卒者が就業機会と収入を失うこの事態を、シニアジョブは憂慮。不安の解消および就業機会の提供を企図し、今回の新卒採用延長を決定した。2020年4月入社予定ながら内定取り消しを受けた新卒者を対象として、積極採用を行うという。

若い人材がシニアの転職支援を推進

2020年の新卒採用においてシニアジョブが募集している職種は、人材コーディネーター(営業)と営業事務。雇用形態は正社員であり、携帯支給・パソコン支給(Mac)・家賃補助などの福利厚生も用意されている。

同社は、新卒の若い人材がシニアの転職支援を推進することにより、全世代の人材の就業や活躍の実現を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

内定取り消しを受けた新卒者を積極採用へ – 株式会社シニアジョブ
https://corp.senior-job.co.jp/news/2020/03/13/103000

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