ディップ、新型コロナ感染時の経済支援を有期雇用労働者に対して開始
2020.03.11
ディップ株式会社は、2020年3月9日、新型コロナウイルスに感染した場合の休業時における経済支援を、同社の求人サービスを通じて就業している有期雇用労働者に対して開始したと発表した。
ディップは、『バイトル』『はたらこねっと』といった求人サービスを運営している企業。有期雇用労働者への経済支援は、感染による経済不安の解消を目指して開始されている。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてディップでは、一斉臨時休校により急遽人材が必要になった企業を支援すべく、『バイトル』にて短期求人掲載枠の無償提供という措置を講じてきた。また社内においても、1月よりリモートワークや時差出勤を推奨。満員電車や大人数のミーティングも避け、感染リスクの回避を行い続けている。
こうした取り組みの中で同社は、最も重要なユーザーである有期雇用労働者に対する貢献も企図。有期雇用労働者は現状として、有給休暇や休業手当などが不十分であることが多い。そのため現在は、感染への不安だけでなく、経済的な生活不安も同時に抱えている。こうした不安を和らげるべく、収入減に対応した支援の実施を同社は決定した。
今回開始された経済支援策は、2017年3月1日以降に『バイトル』『バイトル NEXT』『はたらこねっと』を通じてアルバイト・パート・派遣社員・契約社員など有期雇用の仕事に就業している者が対象となる。対象者が新型コロナウイルスに感染した場合、治療期間として必要とされる半月分の収入相当額が支給されるという。
この支援策によりディップは、ユーザーの不安軽減に少しでも貢献すると共に、有期雇用者全体の待遇向上のムーブメントに繋がることも願っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
感染による休業時の経済支援を有期雇用のユーザー向けに開始 – ディップ株式会社
https://www.dip-net.co.jp/files/1094
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