アデコ、2019年中に同一労働同一賃金の説明会を333回実施
2020.02.04
派遣登録者と顧客企業それぞれを対象として
アデコ株式会社は、2020年1月30日、同一労働同一賃金の説明会を2019年中に333回実施したと発表した。
同社は、人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人。同一労働同一賃金の説明会は、派遣登録者と顧客企業をそれぞれ対象とする形で実施され、延べ6544人が参加している。

制度導入後に待遇がどのように変わるのか
アデコは、2020年4月の同一労働同一賃金導入を見据えて、パートタイム・有期雇用労働法と改正労働者派遣法への対応を早くから進めてきた。これらの取り組みの中で同社は、様々な知見を蓄積。この知見を提供することが、派遣元企業としての責任を果たすことになるのではないかと考え、今回の説明会実施に至っている。
派遣登録者向けの説明会では、派遣登録者の間で特に関心の高い「同一労働同一賃金の概要、労使協定方式」「派遣基準賃金の算出方法」「通勤手当」「就業評価」「福利厚生制度」の5項目を重点的に解説。制度導入後に派遣就業者の待遇がどのように変わるのかを説明したという。
働く人々のキャリア開発と雇用の安定化を支援
顧客企業向けの説明会では、パートタイム・有期雇用労働法に基づく「同一労働同一賃金ガイドライン」の概要について解説。また、アデコでの導入事例を交える形で、実務上の留意点についても説明が行われた。
同社は今後も、雇用・労働に関わる様々な施策を実施し、働く人々のキャリア開発と雇用の安定化を支援するとしている。
(画像はアデコの公式ホームページより)
▼外部リンク
2019年中に同一労働同一賃金の説明会を全国で333回実施 – アデコ株式会社
https://www.adeccogroup.jp/pressroom/2020/0130
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