フジクラなど3社、新しい障がい者雇用サービスを共同開発

2019.12.24
障がい者の社会参画機会拡大、企業の人材不足解消

株式会社フジクラは、2019年12月23日、株式会社NTTデータ経営研究所および株式会社アクティベートラボと共同で、新しい障がい者雇用サービスを開発すると発表した。

この共同開発は、障がい者就労における新たなエコシステムの創造を目標として行われるもの。障がい者の社会参画機会拡大や、企業の人材不足解消を、同時に実現するとしている。

アクティベートラボと、NTTデータ経営研究所

フジクラは、エネルギー・情報通信・エレクトロニクス・自動車電装という4つの事業分野において、高い信頼性を誇る製品・サービスを提供している企業。近年は、新陳代謝を加速すべく新規事業の創出にも取り組んでいる。

アクティベートラボは、障がい者や介助者向けのポータルサービス『OpenGate』の開発・運営を手がける企業。身体障がい者の社会進出をバックアップする『PHYSICAL CHALLENGE 2020』プロジェクトも展開している。

NTTデータ経営研究所は、企業経営および行政に関する調査研究などを行う企業。組織変革および人事戦略に対する高い見識と、豊富なコンサルティング実績を誇る。

社会全体の障がい者のQoL向上を目指す

3社が共同開発する障がい者雇用サービスでは、障がい者雇用率の向上や、障がい者に対する適正な処遇・マッチングの実現、また安心・安全なリモートワークの実現などを企図。就労のエコシステムを形成することで、社会全体の障がい者のQoL向上を目指すとしている。

フジクラはこの開発の成果を、「誰もが活き活きと働ける社会の実現」に繋げるとしている。

(画像はフジクラの公式ホームページより)

▼外部リンク

新しい障がい者雇用サービスに向けて共同開発をスタート – 株式会社フジクラ
http://www.fujikura.co.jp/

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