パーソルチャレンジ、秋葉原にIT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」開設

2019.11.05
障がい者の職域拡大と活躍を支援

パーソルチャレンジ株式会社は、2019年11月1日、IT特化型就労移行支援事業所『Neuro Dive(ニューロ ダイブ)』を東京・秋葉原に開設した。

同社は、パーソルホールディングス株式会社の特例子会社として、障がい者雇用支援事業を手がける企業。『Neuro Dive』は、AI・機械学習やデータサイエンスといった先端IT領域において、障がい者の職域拡大と活躍を支援する事業所となる。

人材不足が課題となっている先端IT領域

近年、障がい者の社会進出や就業機会は増えている。しかし、高い職務能力や知的能力が活かせる職域は現在でも少なく、障がい者が希望する職業に就くための環境整備は十分には進んでいない。

その一方で、先端IT領域では大幅な市場拡大が見込まれ、人材不足が課題となっている。経済産業省の統計によると、その不足は2020年時点で約4.8万人に達するという。

障がい者雇用を支援するパーソルチャレンジは、両方の社会課題に注目。そして、先端IT領域において障がい者の新たな職域拡大および活躍機会の創出を図るべく、『Neuro Dive』の開設に至った。

就職と、その先の活躍も見据えた支援を提供

『Neuro Dive』では、オンライン動画学習サービス『Udemy』を活用し、データサイエンスやビジネスデータ分析、データ可視化といった先端IT領域のスキル習得を図る。また、サイバーセキュリティの基礎知識や実践的な対策も学習。就職と、その先の活躍も見据えた支援を提供するとしている。

パーソルチャレンジは今後も、障がい者の自立および成長を幅広く支援するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

IT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」 11月1日開設 – パーソルホールディングス株式会社
https://www.persol-group.co.jp/

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