外国人人材の知識や実務力を問う「ガイシ検定」、12月に第1回検定実施

2019.09.30
不可欠な知識や実務力を認定する検定

一般社団法人日本アジア人財協会(以下「ACWA Japan」)は、2019年9月25日、日本初となる『外国人実習雇用士検定(以下『ガイシ検定』)』を実施すると発表した。

ACWA Japanは、外国人人材に関わる法曹界・元行政・国連人権擁護関係の人々により構成される協会。『ガイシ検定』は、外国人人材問題に不可欠な知識や実務力を認定するものであり、第1回検定は同年12月6日に実施される。

法規・実務・コンプライアンスに関するリスクを回避

近年、様々な領域で人材不足が顕著となり、外国人人材への依存が高まってきた。しかし同時に、受け入れ側の知識不足や順法精神の欠如が浮きぼりとなり、引いては日本の国際的信用低下にも繋がりかねない事態を呼んでいる。

こうした状況にあって、「来日する若者の希望を絶望にかえて帰国させてはならない」という願いからACWA Japanは設立された。そして、外国人人材を活用する企業が法規・実務・コンプライアンスに関するリスクを回避できるよう、有資格担当者を認定する検定として『ガイシ検定』の開始に至っている。

必要な手続きや実務上の対応を、適正に行う

『ガイシ検定』は、ACWA Japanに関わる法曹界などの関係者より協力を得る形で実施される検定。受検者は、外国人人材についての正確な法的知識と実務力が問われる。検定に合格した有資格者は、受け入れに必要な手続きや実務上の対応を、適正に行うことが可能になるという。

『ガイシ検定』の第1回検定は、12月6日、ウェブ受検の形で実施される。なお、2020年以降は年2回の検定実施が予定されている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

【第1回 外国人実習雇用士検定】2019年12月6日実施 – 一般社団法人日本アジア人財協会
http://www.acwa-japan.com/

「外国人実習雇用士検定」(ガイシ検定)を実施 “外国人材問題”解決に必須の知識・実務力を認定 – @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/194203

記事をシェアする

kakimoto