大和ハウス工業、マルチテナント型物流施設「DPL流山IV」に「マルチ派遣」を導入

2019.09.06
子育て中の従業員が複数のテナントで勤務可能に

大和ハウス工業株式会社は、2019年9月2日、同社が新設するマルチテナント型物流施設『DPL流山IV』において、「マルチ派遣」を業界で初めて導入すると発表した。

『DPL流山IV』の「マルチ派遣」は、子育て中の従業員が複数のテナント企業にて勤務可能になるというもの。物流業界の人手不足を解消するための施策である。

従業員専用の保育施設を施設内に完備

『DPL流山IV』は、延床面積約320000平米を誇るマルチテナント型物流施設として、千葉県流山市にて9月2日に着工された。大和ハウス工業は、同市において『DPL流山プロジェクト』を進めており、『DPL流山IV』は同プロジェクトの3棟目の施設にあたる。

『DPL流山IV』では、仕事と子育てを両立させたい従業員も安心して仕事ができるよう、従業員専用の保育施設を施設内に完備。導入が発表された「マルチ派遣」は、この保育施設に子どもを預けた従業員が複数のテナント企業で働けるというものとなる。

入居時の諸経費優遇なども、実施を予定

「マルチ派遣」について大和ハウス工業は、時期や時間を選んで働きたいという従業員側のニーズと、繁忙期や繁忙時間に人材を確保したいというテナント企業側のニーズを、結びつけるものである。さらに『DPL流山プロジェクト』では、施設近郊の賃貸住宅斡旋や入居時の諸経費優遇なども、実施が予定されている。

なお『DPL流山IV』の竣工時期は、2021年10月となる予定。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

人手不足解消 業界初「マルチ派遣」を導入 「DPL流山Ⅳ」着工 – 大和ハウス工業株式会社
https://www.daiwahouse.com/

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