ソラスト、「戦略型人事」のために「SAP SuccessFactors」を採用決定

2019.07.27
「管理型人事」からの脱却を図る

株式会社ソラストは、2019年7月24日、同社の人事業務においてソリューション『SAP SuccessFactors』を採用すると発表した。

同社は、医療・介護・保育サービスを提供している企業。『SAP SuccessFactors』は、SAPジャパン株式会社が提供している人事・人材統合マネジメントソリューションであり、同ソリューションの活用によりソラストは「管理型人事」からの脱却を図るとしている。

タレントマネジメントにも取り組む

ソラストでは、約26500名の社員が医療関連受託サービスや介護サービスに従事している。同社は、社員を「経営資源」として位置付けており、その価値を最大化することが必要であると判断。そのために、人事業務が入社・退職・異動といった手続だけに終始する「管理型人事」から脱却し、ビジネスをサポートする「戦略型人事」へ変革するべきであると考えた。

「戦略型人事」においてソラストは、発揮したパフォーマンスと報酬を連動させ、モチベーションを引き出す制度の構築を企図。また、タレントレビューや要因分析などのタレントマネジメントにも取り組む。そのための基盤とするべく、『SAP SuccessFactors』は採用された。

施策の進捗が可視化できる点を評価

『SAP SuccessFactors』は、人事と人材のプロセスを簡素化し、人事部・マネージャー・従業員の成功を後押しするシステム。ソラストは、総合的なタレントマネジメントによる人事施策を実行でき、またその進捗が可視化できる点を評価し、同システムの採用を決めている。

なお、ソラストにおける実際の『SAP SuccessFactors』導入は、2019年11月より開始される。導入作業は、アビームコンサルティング株式会社が担当するという。

(画像はソラストの公式ホームページより)

▼外部リンク

従来の管理型人事からの脱却! ビジネスをサポートする”戦略型人事”へシフト – 株式会社ソラスト
https://www.solasto.co.jp/

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