「車選び.com」のファブリカ、「事業場外みなし労働時間制」を廃止

2019.04.25
廃止による効率化で、業績にもプラスの影響

株式会社ファブリカコミュニケーションズは、2019年4月19日、「事業場外みなし労働時間制」を廃止し、時間の短縮と効率化を実現したと発表した。

同社は、中古車・中古車販売サイト『車選び.com』の運営などを手がける企業。「事業場外みなし労働時間制」廃止による効率化は、同社の業績にプラスの影響を与えているという。

『ビーグルアシスト』対応の通信ドライブレコーダーを活用

ファブリカコミュニケーションズの『車選び.com』事業では、営業社員が社用車を利用して販売店を訪問している。

この「事業場外」の業務は、労働時間の算定が困難であるため、同社ではこれまで「事業場外みなし労働時間制」で対応していた。

この「事業場外みなし労働時間制」の廃止にあたり同社は、パイオニア株式会社が提供するクラウド型運行管理サービス『ビーグルアシスト』対応の通信ドライブレコーダーを活用。同サービスでは、運転データがデータ化され、リアルタイムでの確認も可能となる。業務の可視化により、時短と効率化を実現した。

商談数や契約数の増加につながっている

ファブリカコミュニケーションズにおける「事業場外みなし労働時間制」廃止の取り組みは、2019年1月より開始された。

開始から3カ月経過した時点でこの取り組みは、約10%の時間短縮を達成。また営業活動にも良い影響が生じ、商談数や契約数の増加につながっているという。

ファブリカコミュニケーションズは今後も、継続してさらなる効率化の推進を行うとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ファブリカコミュニケーションズ
https://www.fabrica-com.co.jp/

正確な労働時間算定が難しい“事業場外みなし労働時間制“を廃止し時短を実現 – dreamnews.jp
https://www.dreamnews.jp/press/0000193306/

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kakimoto